唯一の商店街「子飼商店街」の中にある生麩、細工豆腐専門店
麩屋氏助
カラフルで色んな種類のお麩があります。
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麩の歴史は古く、「麩=ふ」としての最古の記録は南北朝時代に書かれた『嘉元記』正平7年(1352年)5月10日条に登場する「フ」の記述である(なお、同条に「フ」と併記されている「ウトム」がうどんの最古の記録とされている)。禅宗の広まりとともに精進料理や懐石料理などで麩が採用され、日本の食卓でも馴染みのものになっていったのである。
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麩屋氏助さんも
創業300年以上という歴史を持つ超・老舗の名店です。
麩とひとくちに言っても普段、目にするのは、料亭の煮物の上に乗っかったもみじ麩、茶碗むしの
上にも彩り美しいもみじ麩、味噌汁、お吸い物に乾燥させた麩くらいのものであるが・・
こちらの麩は、甘いものから、おかずになるものまで色とりどり。
小麦にも、こだわりがあり、国産の小麦使用。
国産の中でも、その年の出来上がり具合により、グルテンの含有量が違うので、粘りの強い
小麦粉を厳選して使用。
■あんこが入ったお饅頭のような生麩
■おかずにぴったりの揚げ麩
■これまた、おかずにぴったり中に豆腐が入った豆腐のしゅうまい
■がんもどきのように、お豆腐と麩を混ぜて作った細工どうふ
■生麩も、もみじだけでなく、よもぎを混ぜて作った生麩
■お吸い物、煮物にちょっと入れるだけでキュート
な飾り麩
などなど、どれもヘルシーで見た目もかわいい食材です。
豆腐しゅうまい、揚げ麩、細工どうふなんかはダイエットにピッタリ!!
ボリュームもあるし、お肉の代わりのおかずの一品としていかがでしょうか。
今回、生麩を取材させていただき、こだわりと歴史ある日本のこのすばらしい食材を
若い人たちにも、もっと知っていただきたい。食べていただきたいと思いました。
食の安全性が崩壊されていく現代の社会・・国産の小麦を探すほうが難しいなか、
国産の小麦にこだわり、昔ながらの製法と新しい形を融合し作られる生麩は安心して
食べることの出来る数少ない加工食品ではないでしょうか。
最後においし〜いお母さん手作りの甘味をいただき
甘すぎず上品なお味・・人吉の栗と生麩入りおぜんざい。
黒ゴマの葛寄せ(葛ももちろん国産です)
うほ〜プロの味!!!
それもそのはず・・以前は上通りで精進料理のお店を営んでいらっしゃったとか。
そして今年の終わりには郊外型の生麩を使ったレストランを出す予定だそうです。
う〜ん楽しみ♪
ワタクシYOU!も知らなかった生麩の歴史・・
京都が有名な生麩ですが、こちらの生麩は熊本でも伝統のある食品。
後世に伝えていくべき食品です。
レトロで新しい子飼商店街に行ったらぜひぜひお立ち寄りくださいませ