またですよ。
静岡県のスーパー「ヤオハン」で消費期限改ざん。
元このスーパーで働いていた派遣社員がノートのコピーを郵送して発覚。
浜松市保健所に改ざんを報告し、文書などで指導を受けたそうです。
消費期限は独自で決めたルールなので、それを破り、期限が過ぎた
ものを販売しても、食品衛生上に問題なければ何のおとがめもない。
つまりウソをついて、お客様をごまかしても罪に問われないという
ことです。
私たち消費者は、何を信用すれば良いのでしょうか。
消費期限や賞味期限のラベルがウソであれば・・何を食べれば
安心で安全なのでしょうか。
「食」に関するこう言ったウソは今まで山のようにニュースで
毎日のように聞かされてきました。
組織が大きくなればなるほど、ずさんな企業ぐるみの「ウソ」が
あたりまえのように行なわれているのではないでしょうか?
食品関係の現場で働く人から聞く話は・・耳を疑いたくなります。
日常的に行なわれているかのような、消費期限の改ざん・・
私たちはウソで固められたものを食べている・・
消費期限を1日過ぎたからと言って確かに問題はないのかもです。
もったいない世の中。廃棄されるのであれば、お腹に入って
しまうほうがいいに決まってる!!
でも改ざんしちゃ、いかんです。
正直に消費期限を経過したので割引きします。とか・・それなら
ゴミも増えない。家計は助かる。地球も助かる。
それがトレサビリティーというものでしょ。
小さな子供に「ウソをついちゃいけません!!」と言って育てて
おきながら、大人になって社会に出ると、途端にウソが蔓延している。
恐い話です。
こう言った改ざんが、表ざたになるのはほとんどが内部告発です。
パートや派遣で働く人たちが厳しい境遇の中で働き、こういった
ウソを目の当たりにしたとき、やはり耐えられなくなってしまう
のでしょうね。
魚が海から上がって、食卓に並ぶまでの工程を目で見ているわけでは
ないので、(野菜も肉もそうです)私たちはそこに介入している
業者や流通を信じるしかないのですよ。
こんなことが日常的にあると、すべてを疑ってしまいますよね。
社会全体がモラルを持って責任ある行動をとって欲しいものです。
そんな風に思いつつ、日常のなかで気付かないうちに自分も改ざんの
一端を常識化してしまっているのではないだろうか?と・・
そんな風にも考えてしまいます。
私たち消費者から意識を変えていく。そこも必要ですよね。